マニラのデートコースを堪能 with 現地で知り合った台湾人の好青年 2019/8/20【62】
Day 4 in Manila
早くも折り返しの、マニラ滞在4日目です。
ゲストハウス2Fの窓からの景色です。マカティは高層ビルもありますが、整備されていない道路や、壊れかけた建物も点在しています。それでも、フィリピンでは最も栄えたエリアの一つです。
ゲストハウスのロビーはカフェやバーも兼務してましたが、結局1回も使わなかったです。
身支度を整えて昨日も訪れたCOMMUNEというカフェへ台湾人の青年と向かいました。実は昨晩、隣のベッドに宿泊していた青年と挨拶をすると、彼が日本に留学していることが判明。台湾人ですが、英語はネイティブレベルで、日本語もほぼネイティブレベルです。10日間マニラに滞在するらしいですが、特に予定もないので一緒に観光する約束をしていました。
カフェに着くと、私はカフェオレとチョコチップクッキーを注文しました。
彼はカフェモカとチキンライスボールを頼みました。「僕苦いコーヒーあまり好きじゃないんですよー」と笑っていましたが、そんなことより、朝からよく食べるなぁと思いました。
二人とも本当に一切の予定がなかったので、「マニラ 観光」、「マニラ 有名」とかで一生懸命やること・行くとこを調べました。マニラ滞在は、私は4日目で彼は3日目なので、まだ長く滞在しているわけではなかったのですが、本当にマニラは観光する場所がないです。マニラにいる間に一体何人の現地人に「なぜ、お前はマニラに一週間もいるのか?」と聞かれたことか。
必死に調べて、チャイナタウン、水族館、マニラ湾の夕日と言う観光計画を作成しました。マカティエリアからチャイナタウンまで遠いので、青年の勧めで電車を使うことにしました。彼は学生なのでなるべく安い手段で移動するようにしているみたいでした。タクシーでも数百円なんですけどね。
カフェから駅まで20分ほど灼熱の太陽の下歩いたので、汗だくになりました。彼の「すごく近い」ですよ!と言う言葉はこの後も何度聞いたか。笑
駅でチケットを買い、電車に乗りました。マニラの電車はかなり混んでます。東京の満員電車並みです。しかも平日のお昼前でした。スピードも遅く、そもそも電車網が発達していないので、遠くに行く以外は、わざわざ電車に乗る理由がないと思います。私はこの日以外は全てタクシーを使いました。
駅も人で溢れかえります。
チャイナタウン近くの駅で下車し、少し歩くとそれらしき景色が現れました。
マニラのチャイナタウンは世界的にも割と広いらしいです。ただし、衛生的にあまり良くはないです。(かなり汚いです)
軽く散策すると、お腹が減ってきたので、ランチを取ることにしました。青年に有名店を調べてもらい、"Quick-Snack"に入りました。
メニューを見てもイメージすらつかないので、適当に頼みました。
私はライス麺(春雨みたい)をチキンと野菜で炒めた料理を食べました。暑くて食欲がなかったので、さらっと食べれて結果的には満足でした。味も中華料理にしては濃くなくて良かったです。
青年は五目焼うどんのような料理を食べてました。少しシェアしましたが、どちらも美味しかったです。
ちなみにお店はこんな路地裏にあります。
最後に大きな門を撮影して、チャイナタウンを後にしました。
門を通り、橋を渡ると、駐車場エリアがあったので、タクシーを見つけて乗り込みました。
オーシャンパークという水族館の前で降ろしてもらい、チケットを買います。
チケットによって観ることができるエリアが違うことと、シーライオンのショーがあることを確認して、中に入りました。
何年振りかの水族館に心躍らせるとともに、海外まで来て男二人で水族館観光している事実に若干の虚しさも感じました。
様々な生物を眺めながら、気づいたら青年と彼女の話しをしていました。
「こんなところ女の子と来た方が楽しいよね〜」と言うと、
「そうですよ、彼女と来たいですよ!!」と食い気味に返答されました。笑
彼は日本の大学に日本人の彼女がいるらしいですが、留学でその時はカナダにいるとか。なんだかんだ半年くらい遠距離で、大変な思いをしていると愚痴ってました。時差があるから夜の2時とか3時まで起きて電話したり、彼女のタイトな予定に合わせたり。それでもすごく好きだから「頑張ります!」と。
彼は真面目で優しくて本当に良い人なので、応援したくなりました。
水族館なのに、爬虫類エリアや鳥類エリアもありました。我々が買った一番安いチケットだと鳥類エリアはおそらく観れなかったです。
一通り見て回ると、ショーの始まる時間だったので、そのまま二人で席を取り、20分ほどアシカのショーを楽しみました。
終始英語なので半分くらいしか理解できませんでした。笑
地元の子供達がとても楽しんでいるのが印象的でしたね。
水族館から歩いてマニラ湾を観ることができる場所に向かいました。夕日が沈む時間を青年にチェックしてもらい、それまで近くのロビンソンズ・プレイスというショッピングモールで時間を潰すことにしました。
ショッピングモール1FのRazon'sに入りお茶することに。私は、前日も食べたハロハロを注文し、彼はチキンライスを食べました。本当によく食べる。笑
食べ終わっても夕日の時間まで1時間ほどあったので、くつろいでいました。朝から歩き続けて疲れてましたし、この日は暑かったので涼しい店内が快適でした。彼は30分くらい寝てました。私は前日にUSAおじさんから教えてもらった海外の出会い系アプリで暇を潰していました。
なんだかんだ夕日の時間が近づいたので、夕日が見える場所へ移動します。
ショッピングモールから5分くらいの場所に歩道橋があったので、その上を二人で陣取り、夕日を待ちます。既に数名の先客もいました。
下を見下ろすと大量のゴミがあり、腐臭も漂っているので、あまり良い観光スポットではないかもしれないですね。
それでも夕日は綺麗でした。
沈みゆく夕日を眺めながら、二人でマニラの感想や他のアジアの国々についてそれぞれの思いを語りました。笑
暗くなったので、歩いて"マラテ"というエリアへ向かいました。道中何度馬車の勧誘を受けたか。
マラテに着くと、すっかり辺りも暗くなり小雨も降ってきました。
お腹が減ったので、近くのMax'sと言うフィリピン料理のレストランへ入りました。このお店はサービスがしっかりしてますし、店内も綺麗で相当気に入りました。
私はパンシット・カントンというフィリピン風やきそばとハロハロを食べました。
パンシット・カントンは味もさることながら、エビ、鳥のレバー、野菜など具沢山で栄養満点です。
ハロハロも相当美味しかったですね。タロイモのアイスも甘すぎず、私の口には合いました。個人的ベストオブ・ハロハロですね。
ちなみに、彼は、フライドチキン withライスを食べてました。。。思わず聞きましたよ「またチキン?笑」と。朝食でチキンライスボウル、おやつにフライドチキン、そして、夕飯にフライドチキンですからね。
彼曰く、「このお店はフライドチキンが有名だから、食べないといけない気がする」とのことでした。
食後はタクシーを捕まえてマカティに戻りました。このタクシー運転手が悪質でした。乗車時に目的地を伝え料金は300ペソだと確認しました。が、しかし、降車時に1000ペソを要求されました。理由は、道が混んでいたから追加料金とのこと。当然納得できないので、猛抗議しました、、、彼が英語で。
「乗車時に混むかどうかなんて分かるわけないだろ?」、「あなたが300ペソで合意したから俺たちは乗車したんだ!」とか全てぺらぺらの英語でかなり怒り気味に伝えてました。結局350ペソを払い降りました。確かに道は相当混んでていたので、せめてもの慈悲の50ペソです。
彼の語学力に感心すると同時に、隣で聞いていることしかできない自分の語学力にまたしても悔しさを感じる4日目の夜でした。