蟹田から見た静かな海は一生忘れないだろうなぁ【20】
Day 3【2014/8/21】
秋田→青森→北海道
7時に出発予定でしたが、6時40分に起床しました。相当疲れていたのだと思います。
"羽後牛島"
これから先何度も経験しますが、同じ駅でも日中と日没後で雰囲気が変わります。
通学する高校生を横目に、この日最初の下車です。
"弘前駅"
駅周辺を散策しました。お昼時のためか、あまり人はいませんでした。駅でかけそばを食べて、次の駅へ向かいました。
"あおもり駅"
駅周辺を散策しました。あまり人がいないことには慣れました。魚民、笑笑、Coco壱が青森にもあると知り、不思議と安心感を覚えました。
あおもり駅で待っていたのは北海道方面へ向かう電車です。その車窓からは、どこまでも続く穏やかな海を見ることができます。
"蟹田駅"
この駅で乗り換え、北海道へ向かいます。90分ほど時間があったので周辺を散策しました。
本来、青森から北海道へ行くためには有料の特急に乗る必要があります。しかし18切符にいくつかある特例で、特急の自由席に乗車することができました。このルールを適用するためには蟹田で乗り換える必要があるため、私以外にも数人の18キッパーが蟹田で降りていました。
蟹田駅周辺は数店の食事処と1点のコンビニがありました。駅に併設された名産品を売るお店もありました。
堤防に座り海を眺めていました。
蟹田から眺める陸奥湾は穏やかで、見飽きませんでした。
駅に戻り電車を待っていると、地元のおじいさんおばあさんが集まり井戸端会議をしていました。真横で聞いていましたが、何を言っているのか全く理解できませんでした。訛った方言を聞くことで、自分が相当遠くまで来たのだと実感していました。
この電車で津軽海峡を渡ります。
1時間ほどで北海道の木古内駅に着きました。
木古内で乗り換え、函館へ向かいます。函館までの列車は1両編成で、乗客のほとんどがあおもり駅から同乗している18キッパーでした。
車窓から見える雄大な自然もさることながら、開けられた窓から入り込む空気が涼やかでした。
"五稜郭駅"
途中下車し、コインランドリーへ向かいました。
洗濯の待ち時間に、じわじわと北海道まで来たことを実感していました。
旅の間はスマホを最低限しか使いませんでした。行く先全てが初めての景色なのでしっかりと目に焼き付けておきたいと考えていました。そもそも電波が入らないような場所も多々ありましたが...
コインランドリーでも、選択の音を聞きながら何て事のない外の景色を1時間くらい眺めていました。
選択が終わると辺りは既に暗くなっていました。
"函館駅"
"ずんどう"というお店でラーメンを食べました。
食後は路面電車に乗って、終点の駅まで向かいました。
予約していたゲストハウスへ向かいましたが、あまりに道中が暗く、本当に存在するのか不安になりました。見知らぬ地で夜に迷子になるという状況を想像して最悪野宿も覚悟していました。
なんとかたどり着いたのは、"函館山ゲストハウス"です。
小高い坂の上に位置するゲストハウスからは函館の夜景が望めました。
私以外のお客さんは、白人4人家族と他数名でした。私が宿泊したのは相部屋でしたが、もう一人の中国人ゲストはまだ着いていませんでした。おかげで夜景を独り占めできました。
停車駅:羽後牛島→秋田→弘前→青森→蟹田→木古内→函館→谷地頭
総乗車時間:361分