パキスタン料理で年を越すとは〜美味しければノープロブレム〜【55】
Day 5 in Kuala Lumpur【2018/12/31】
クアラルンプールで迎える4回目の朝。
前日からの不調は続き、特にお腹の調子が最悪でした。胃腸風邪を引いた時と同じ症状で、食欲はあるのに何を食べても吐いてしまいそうな感じです。

とはいえ、前日食べたのはサンドイッチとポテト(数本)とジュースのみだったので、栄養を取らなくてはと考え、いつものスタバに来ました。なんとかヨーグルトは食べきりましたが、アメリカンコーヒーは数口で胃に違和感を感じて残すことにしました。

ちなみに、ゲストハウスからスタバまではこの道を歩いて3分ほどです。夜になると怪しげなハンバーガーの屋台がいました。
絶不調だったので、とにかく体を休めるためにスパ施設に行きました。"Fahrenheit88"の5Fにある"Lavish Spa"です。

6時間+ボディスクラブのコースを購入しました。6時間は浴場、サウナ、ゲームルーム、仮眠ルーム、プール、などの設備を使い放題でした。メニューは少ないですが食べ放題飲み放題も付いています。
まずサウナで汗をかき、浴場でさっぱりしてからボディスクラブを受けました。パンツの履き方が分からなくて割と若いお姉さんに履かせてもらったという小さなハプニングがありました。久しぶりに大きなお風呂に入りしっかりと体も洗い、気持ち良くなったところで、仮眠室で寝ました。ゲストハウスは8人が同部屋なので気が休まらなかったですが、暗い部屋で静かに一人で寝ることができたので、熟睡できました。
スパを16時頃に出て、Tシャツとパンツを買うためにパビリオンへ向かいました。洗濯しようか迷いましたが、洗濯に使う時間がもったいないと考えてやめました。あと1枚ずつ買えば帰国までもつのと、何より年越しと新年の日を洗濯で無駄にしたくなかったです。

途中、洋書を物色し値段をチェックしました。ここの本屋は日本とあまり値段が変わらなかったですが、クアラルンプールにはお得に洋書が買えるお店がいくつかありました。そもそも英語を日常的に読む文化なのか、数が圧倒的に多いと感じました。


Tシャツは結局"MANGO"というスペインのブランドで購入しました。セールでどのお店も安かったです。


スカイウォークで試しにパビリオンからKLCCまで歩くと、カウントダウンイベントの準備をしていました。KLCCの近くでは物売りが集まり始めています。




再びパビリオン近くまで戻り、ずっと気になっていた"tealive"でタピオカティーを買いました。マレーシア発祥のお店で、とにかく人気でした。どこのお店もいつ行っても行列ができていました。


メニューが多かったので、一番人気のやつを頼んだのですが、確かに美味しかったです。この日は朝にヨーグルトを食べて、昼にジュースを飲んだくらいでしたが、夕飯時になってもお腹の調子が戻らず、このジュースだけで満足しました。せっかく海外旅行に来てご飯が食べられない体になるとは、と嘆いていましたが、この後予期せぬ形で予期せぬものを食べることに、、、
ジュースを飲みきり、ひとまずゲストハウスに戻りました。休憩がしたかったのと、情報が欲しかったからです。
到着するとすぐに、スタッフの一人が「今からご飯に行くけど来るか?」と声をかけてきました。お腹の調子が悪かったので、もう食べたと答えたはずが、なぜか「来い来い」と誘われました。まあ軽く食べるくらいなら良いと思い、付いて行くことにしました。

ゲストハウスから10分ほど歩いて"Paradise Restaurant"というパキスタン料理屋に来ました。後で調べたら結構な人気店らしいです。
インド系のスタッフ2人とこの日到着したアルジェリア人の宿泊客の4人で年越しディナーです。腹痛だったはずが、いざ料理を目の前にすると食欲が湧いてきました。ここのお店はビュッフェのような形式で、自分が食べたいものを食べたいだけよそり、後で会計をするシステムでした。勘定のルールはよく分からないですが、色々と少しずつ多種類をよそったことで高くなった会計を、スタッフの顔パスで割引してもらいました。

ほとんどカレー風味でしたが、そこまで辛くなく、どれも美味しかったです。ご飯も何種類かありましたが、このお店はナンが有名らしいです。
外に出るとブキッビンタンの街は人だらけでした。食後のデザートにマックのソフトクリームを食べて(アルジェリア人のおごり)年越しをどこで過ごすか相談していましたが、とりあえずゲストハウスに戻ることに。



スタッフ2人とはここで別れて、新たに中国人の宿泊客が加わり3人でKLCCへ向かいました。
とにかく、人、人、人。




年越しの瞬間はツインタワーの真下で迎えました。花火が打ち上げられていましたが、ツインタワーの近くからは見れませんでした。集まった沢山の人々と音だけを楽しみ、ゲストハウスに帰りました。


年も明けた1/1の深夜、ゲストハウスのオーナーと中国人の自称ジャーナリストと韓国人の女性と世間話をしていました。(仲良くなったアルジェリア人は先に寝ました)
オーナーとは"Ikigai"に付いて話しました。日本語の”生きがい”に相当する英単語はないようで、説明するのに苦労しました。日本語でも苦労するものを英語で説明したので、どこまで伝わったか。オーナーは日本の文化を知っているので理解していましたが、ほかのゲストは疑問に満ちた顔をしていました。
その後は、お互いの国の話や、これまでの旅の話や、去年の年末の話や、ありがちな話をして過ごしました。
普段遅くまで起きていないので、疲れと眠さで頭が回らなくなってきました。
そんな中「二日前にここで会話したインドネシア人の女性に連絡先聞いとけば良かったなあ」とか思い出しながら、
この日は3時くらいに寝ました。