服装と旅行 〜フランス人は10着しか服を持たない〜【57】
久しぶりに私の旅行論について書いてみようかと思います。
一通り最近の旅行を記事にしてブログのメンテを終え、転勤後の生活も落ち着き、ようやくゆっくり記事を書く時間ができました。
気づいたら「平成」が終わり、あと1週間もせずに「令和」がやってきます。
若い時の自分の考えをアウトプットしておかないと、そのうち令和すら過ぎ去ってしまいそうで、、、
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さて、今回のテーマは、服装です。
今でこそあまり悩まなくなりましたが、旅行初心者の時は旅ブログやSNSを調べていました。
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結論、3要素で考えればなんとかなります。
(①場所・季節)×(②日数)×(③目的・スタイル)
これにサブ要素としてさらに3要素がありますが、マストではありません。
④お金
⑤文化
⑥洗濯・ランドリーサービス
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最初の3要素は基本だとは思いますが、その上で、当たり前を整理します。
①場所・季節
行き先が暑ければ、薄手の服を持っていきます。
行き先が寒ければ、厚手の服を持っていきます。
滞在中の暑さ寒さ(平均気温・最高気温・最低気温)を調べて、最適な服を持っていく必要があります。
注意点は、旅行する時期の予報をみることです。
平均的なその国・地域の情報がその年にも適用できるのかは定かではありません。
日本にも異常気象があるように、どの国にも、その年の気候の特徴があるはずです。
②日数
日帰りなら、着替えはほぼ必要ないです。
1週間なら、1週間分の着替えが必要です。
1ヶ月なら、現地での調達と洗濯が必要です。
③目的・スタイル
ビジネスなのか、レジャーなのか?
室内で活動するのか、屋外で活動するのか?
どれくらい歩くのか?
舗装された道を歩くのか?
汚れるのか?
まずは、旅行で何をするのか、目的を明確にするべきです。
・観光地を巡る
・現地のローカルフードを楽しむ
・現地の人と交流する
・カフェを巡る
・インスタ映えスポットを巡る
・美術館に行く
・海、山で遊ぶ
・スパを巡る
・スポーツ観戦をする
etc...
色々あるとは思いますが、なるべく具体的に分かってる方が服装は決めやすいです。
アクティブなことをするなら、スポーティーな服が必要です。
フォーマルな場所へ行くなら、ドレッシーな服が必要です。
④お金
お金があれば場所にもよりますが、最悪現地で調達できます。現地で調達すれば、行きの荷物を少なくできますし、荷物の配送できれば行き帰りの荷物を極限まで減らせるでしょう。
お金とはあまり関係ないかもしれませんが、私は少し古くなった服や下着を旅行に持っていき、現地で捨てることで帰りの荷物を少なくすることがあります。
ただ、いくらお金があっても、お店がないような場所では調達できませんし、自分の気に入る服を購入するための時間が勿体無いという方には現地での調達は向いていないでしょう。
⑤文化
現地の文化はある程度調べてから行った方がいいと思います。
例えば、東南アジアでは外気温は基本暑いですが、室内や車内は信じられないくらい寒いです。故に、半袖半ズボンにプラスして薄手の上着が必要で、外を歩くときに上着を持ち歩きたくなければ上着をしまえるバッグが必要です。逆にロシアなどの極寒地域では、冬になると室内が暑いくらいなので、薄手の服も必要です。
あと私が経験したところだと、タイの寺院では参拝する時に肌を大きく見せることができませんでした。そのため長袖長ズボンが必須です。入り口で簡易の肌を隠す服が売っていますが、事前に知っていれば余分な出費をせずにすみました。
後忘れがちなのが、海外は基本的に土足文化です。ベッドルームであっても土足です。
そのため、サンダルを持って行くことをオススメします。室内では基本的にサンダルで過ごすことで、足が楽なのもありますが、水汚れを防ぐことができます。お風呂の後や雨の日に室内が水浸しになることを防ぐ効果があります。
⑥洗濯・ランドリーサービス
宿泊先に洗濯機があれば自分で洗濯することができます。少しちゃんとしたホテルならランドリーサービスが使えるでしょう。また海外にもコインランドリーはあります。
つまり、最低限の着替えだけを持っていき、現地で洗濯しながら着回すという手段も使えます。
ただ個人的にはあまりおすすめはできません。
海外の洗濯機や乾燥機が日本と同じ仕様でない場合に、服が痛む可能性があるからです。また、洗濯機を使えば時間がかかりますし、ランドリーサービスの返却時間も守ってもらえるとは限りません。
何より、せっかく海外にいる貴重な時間を洗濯に使うのは勿体無いような気がします。
私の場合は、速乾性の高いスポーツウェアを持っていき、自分で洗面所で洗うことがあります。1日もかからずに乾くような服を1着持っておくと、何かと役立つ思います。特に東南アジアの室内空調の無いような場所では、シャワーを浴びた後に暑くて汗を掻くので、就寝前まで来ておく用としてこういった服を利用しています。
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長々と書きましたが、簡単にまとめます。
①場所・季節
どこに・どんな季節に行くのか?
→寒ければ厚着、暑ければ薄着
②日数
何日行くのか?
→日数に応じた着替えが必要
③目的・スタイル
現地で何をするのか?
→アクティブならスポーティー服装、フォーマルならドレッシーな服装
④お金
服に使える予算はあるのか?
→予算に余裕があれば現地で調達すれば良い
⑤文化
現地の文化は?
→現地の文化に応じた服が必要
⑥洗濯・ランドリーサービス
現地で洗濯できるのか?
→現地で洗濯ができれば着替えを減らすことができる
〜最後に〜
タイトルの本に少し触れておこうかと。笑
私なりに簡単にこの本を要約すると、
「自分が本当に気に入った服を常に着るようにしよう!」ってな感じです。
上質なお気に入りの服だけを着るようにすれば、クローゼットの中身も整理できて、常に気持ちよく服を着ることができるでしょ?と、フランス人のマダムが教えてくれます。
詳しくは本を読んでください。
この本の内容が直接的に旅行と関係あるとは思いません。ただ、私の中で旅行は一つのクローゼット整理のきっかけとなっています。少し傷んだ服を現地に持って行き現地で使い捨てにしたり、行きの荷物を減らすために現地で良い感じの服を調達して日本で使ったり。
常に意識しているのは、お気に入りの服だけを買うことです。そうすれば旅に持っていく服も自ずとお気に入りになりますし、旅先で妥協して買うこともなくなるはずです。
せっかくの休みに旅行するのだから、家から空港までや、現地でのちょっとした外出、現地の室内着等、お気に入りの服を来て気分良く過ごしたいと思いませんか?