バンコクのクラブで遊んでたら、トゥクトゥクのおじさんと仲良くなった話【42】

前日に食べ過ぎたので、朝食を抜いて湯の森へ行きました。

往復で40分歩き、サウナで汗をかいたらお腹が減りました。

いつも通りターミナル21でランチです。

チキンと玉子とライスのセット、ココナッツスープ、パッションフルーツジュース。

チキンは2種類あって、揚げと煮込みです。ライス自体にも味が付いていてこの一皿でも満足なランチになります。ココナッツスープはパクチーの香りとこの色からは想像できない辛さが気になりました。中に鶏肉が結構入っていてボリューミーです。

食後のデザートはココナッツの皮にアイスとかぼちゃ？の砂糖漬けとココナッツの身が入ったスイーツを食べました。

流石に満腹で動くのが辛かったので、暖かいタイティーを飲みながら休憩していました。

その後はアソーク駅近くのマッサージ店でフェイシャルマッサージを受けて時間を潰しました。実は毎日マッサージを受けていたら揉み返しで足を痛めてしまいました。そのためマッサージ師に絶対に足を触らないでくれとリクエストしました。良くも悪くも、タイのマッサージ師のおばさん達はどこも力が強かったです。

この日の夕食はお粥、肉団子、マンゴージュースです。

お粥は塩加減がよく疲れた胃に優しくて気に入りました。

食後はふらふらと夜の街を歩いてホテルに戻りました。ホテルで明日の予定を考えていたら、近くにクラブがあることが分かりました。すぐに着替えてトゥクトゥクに乗ってクラブへと向かいます。

Windsor Suites Hotel(ウィンザースイートホテル)の地下にあるScratch Dog(スクラッチドッグ)。

評判通り近くのゴーゴーバーやマッサージ店で働いているであろう女性とアジア系の男性が多かったです。受付で大量のボディーガードにビビりながら中に入ると30人くらいの客がそれなりに楽しそうに騒いでいました。ビールを飲みながら眺めていると入ってから10分もしないうちに、近くで一人で飲んでいた女性に声を掛けられました。ゴージャスな風貌と、二人で飲み始めた途端に体を寄せてきたので、プロの女性なんだろと思いながらしばらく会話しました。

名前と出身地から始まり、流れている曲や、周りの客を見て笑ったり。ちょうどバンコクにブルーノマーズが来ていたためか、「24K Magic」が流れ始めた時に一番盛り上がりました。話して分かったのは、彼女はソイ・カウボーイの有名店「BACCARA(バカラ)」で働いているということです。仕事終わりに時々来てはお客を探しているとのことでした。

もちろん私も客として誘われました。「いくら払う？」と聞かれたので正直困りました。こっちとしてはふっかけたつもりで2000バーツと答えると、YESと返事されじっくり見つめられてしまいました。バカラでお持ち帰りしたらショートで何だかんだ4000バーツはかかるので、安上がりだと思い二人でホテルへ行きました。

コトをなしてもまだ元気だったので再びクラブへ向かいました。トゥクトゥク乗り場では先ほどの運転手が驚きながら出迎えてくれました。2時間ほど前に送った客がまた来たので驚くのも無理はありません。ここのトゥクトゥクは順番制で、もう一人の運転手が客を乗せた後に私を乗せてくれた運転手の番が来るとのことでした。せっかくだったので、彼に送ってもらおうと思いしばらく彼と会話しました。

・彼はホテルで働いた後にトゥクトゥクの運転手を始めた ・ホテルで働いている時に英語を覚えた ・一般的なトゥクトゥクの運転手は英語を話せないから差別化できる ・トゥクトゥクの運転手は3つの時間帯を交代制 ・ホテルの時より稼げている ・家族がいる

他にもインド人が来て値段の交渉をしている時に、「こいつらは値切るくせに乗らないんだ」とか「お前みたいな日本人はタイガールを選び放題だ」とかくだらない話もしていました。

結局3時くらいまで話してからクラブに送ってもらいました。