バタフライ/バードパークからのデザート三昧のディナー【53】
Day 3 in Kuala Lumpur【2018/12/29】
クアラルンプールに来てから2回目の朝です。
前日と同じスタバで同じメニューを頼みました。ヨーグルトとアメリカンコーヒー(Tall)です。よく見たらヨーグルトの容器は、アイス系のドリンクと同じような気が。。。
コーヒーを飲みながらこの日の予定を確認しました。
本当は朝から"マラッカ"に行きたかったのですが、前日にバスを予約しようとネットをチェックしていたら、この日クアラルンプールを午前に出発する便がないことが判明しました。土曜だからなのか年末だからなのか分かりませんが。そのため市内で観光できそうな他の場所へ行くことにしました。
まず向かったのは、バタフライパークです。モノレールでブキッビンタンからKLセントラルまで行き、そこからタクシーに乗って10分程で到着しました。
入園料を払い中に入ると生い茂る自然がお出迎えしてくれます。ビニールハウスのような空間に様々な植物が存在し、よく見ると至る所に蝶が飛んでいます。種類も豊富で日本では見たことがないような種類の蝶を見ることができます。
何かしらの装置には大量の蝶(蛾に見える)が集まっていました。
蝶以外にも水槽コーナーでは、ザリガニ?や、謎の魚や、謎のカエルを見ることもできます。
中でも気に入ったのは、ロングネックタートルという名前の通り首の長い亀です。指を指した方向へ首を向ける仕草が可愛かったです。
屋内には剥製や虫かごコーナーもあります。
大きい昆虫や綺麗な昆虫の剥製にも驚きましたが、やはり生きた生物たちに興味を持ちました。初めて生でタランチュラを見ましたし、巨大なヤスデみたいな生物や、巨大なナナフシや、黄緑色のヘビ等など子供のように魅入ってしまいました。
一通り見終わりバタフライパークを出ました。開演とほぼ同時に入ったので、観光客は私の他に3グループくらいしかおらず、静かに観ることができました。基本は屋外なので暑さもあってか、そもそも観光客はあまり来ないのかもしれませんね。ただ、わざわざ行く価値はあると思いました。
バタフライパークから歩いて10分程で到着したのはバードパークです。10時過ぎに到着すると既に多くの観光客がチケット売り場に群がっていました。
中に入るとこれまた、自然が広がっています。先ほどと違うのはその広さです。入り口からは分かりづらいですが、結構奥まで続いています。
全体が網で覆われてはいるものの、その中で鳥が自由に飛んでいるため、超至近距離で珍しい鳥たちを見ることができます。
入ってすぐに孔雀が羽を広げていました。触れるくらい近いので、少し怖くも感じます。ある程度大きい鳥類だと、クチバシや爪で攻撃されたら怪我をすると思います。
本当に様々な鳥がいて興味深かったですが、30度近い暑さの中、広い園内を歩き続けて流石に疲れました。
バードパークの駐車場でタクシーを捕まえて、ブキッビンタン まで戻りました。印象的だったのは、乗車してすぐに「中国人かい?」と運転手のおじさんに聞かれたことです。おじさん曰く、私の話す英語が中国人と同じだそうです。後もう一つ、日本人は英語を話せないとも言ってました。
なんだか複雑な思いでクアラルンプールや東京の話をしながら20〜30分程でパビリオンで降りました。仲良くなったためか、メーターの端数はサービスしてもらいました。
ランチには少し早かったので、パビリオンから少し歩き、評判のマッサージ"The Tropical Spa"に行きました。ボディスクラブ+アロマテラピーの90分コースを受けました。日本円で4000円くらいだと思います。海外にくると普段受けないタイプを試したくなりがちです。
マッサージを終えると既に14時くらいでした。腹ペコでパビリオンまで戻り、ランチタイムです。ランチのピークを過ぎていたので、いつもは行列ができている店を狙いました。
まずはチキンライス(スープ付き)。東南アジアではお馴染みの名物です。ジューシーなチキンとチキンの煮汁で炊いたご飯はどこで食べても美味しいです。チキンに骨が付いていたのが少しサプライズでした。
2品目は"ラクサ"です。いわゆるマレーシア風ラーメン?独特なスパイスが効いており、日本では食べたことのない味でした。麺にも色々種類があるようですが、このラクサはツルツルとした春雨のような麺でした。辛さも弱く食べやすかったです。ジュースは近くで購入したフレッシュジュースです。確かバナナ系だったと思います。
ご飯と麺を食べてお腹一杯でしたが、デザートにクロワッサンたい焼きを食べました。クアラルンプールで何店舗か見かけて気になってたお店です。銀だことセットで見かけることが多かったような気がします。中の具はシンプルなあずきを選びました。想像通りに美味しかったです。
食後は運動も兼ねてパビリオンからは少し距離のある"ベルジャヤ・タイムズ・スクエア" というショッピングモールに行きました。巨大なショッピングモールで歩いて回るだけで疲れました。ブキッビンタン の他のモールと比較し、インド系の人たちが多いような感覚でした。
タイムズ・スクエアから繁華街ゾーンに戻る途中で"BOOST juice bars"というお店でフレッシュジュースを買いました。マンゴー系のミックスジュースは疲れて渇いた体に効きましたが、量が多かったです。日本と比べるとどの国でも大体サイズが大きいです。
ディナーまでは時間があり、遠くまで出かけるような気分でもなかったので、再びパビリオンに入りました。今回の旅行で唯一持ってくるのを忘れた、サブで使用する財布を探してショッピングすることに。できる限り小さくて1,2枚のカードが入る、数百円くらいの財布を探して歩き回りました。ブランドのセールでも1000円を上回るものばかりで、流石にショッピングモールにはないかと諦めていると、"Tokyo Street"という大きな看板が見えたので向かいました。
そこまで広くはないですが、日本製品や日本食のお店が集まったエリアでした。特に日本食のお店は賑わっていました。結局このエリアの中にあるDAISOで皮の財布を買いました。日本円で100円強くらいだったと思います。
お店探しで歩き回ったので、それなりに時間が経ち20時くらいでした。ランチを多く食べていたので、この日はスイーツだけで済ますことに。
まずは、ランチ後に買って気に入ったフレッシュジュースを購入しました。
ジュースを飲みながら、ソフトクリームと、クロワッサンたい焼き(紫芋あん)を購入しました。
帰り際に、ハーゲンダッツでダブルのアイスも食べました。
そんなこんなで、結局お腹一杯になってしまいました。
ゲストハウスに帰ると"MASSAGE WORKSHOP"の看板が飾ってありました。実はこの看板はゲストハウスのオーナーが作成したアートの一つです。オーナーは趣味?副業?でこのような作品を作っているとのことでした。私の滞在期間中にも驚くような早さでいくつかの作品を仕上げていました。
作品自体にも驚きましたが、マッサージワークショップという文字にもちゃんと意味がありました。ゲストハウスのスタッフの一人がマッサージが得意だということで、ワークショップという名の下、宿泊客に無料でマッサージを施すイベントを明日開催するとのことでした。
ワークショップの話を聞いていたら、急に私の腕を掴みマッサージをしてくれました。瞬間、オーナーが、彼は日本人だから”かなり優しく”やらないとダメだと強めに助言していました。
色々ツッコミどころはありますが、とりあえず身の危険を感じ、どこでマッサージを学んだのか聞くと、「自己流」と答えてくれました。結果的には気持ち良かったような気はしますけど、強めかつ次から次へと部位を変えてせわしなく施術されたので、恐怖で精神的には疲れました。
驚くことが多いですが、偶然にも宿泊客の中に仕事で整体のようなことをやっているハンガリーから来たおじさんがいて、スタッフはこのおじさんからマッサージの基本を学んでいました。
いつかお金を貰えるくらい上手くなったらまたやってもらおうと考えながら、この日は寝ました。